2020年7月よりレジ袋の有料化がスタートした日本では、ゼロエミッション車の存在への注目度は諸外国から比較すると低めであるようにも感じますが、東京都は、すでに2030年までに都内で販売される新車の50パーセントをゼロエミッション車にするといったような目標を掲げてもおります。ゼロエミッション車の登場は、まさに私たちに地球環境保全への取り組みの重要さを伝えてくれてもいるようです。日本国内でで2020年7月より開始されたレジ袋の有料化への人々の関心度とゼロエミッション車への注目度を比較するなかで、日本社会全体の地球環境に対する取り組みは、諸外国から比較すると遅れを取っているのではないかといった考えが浮かび上がりますが、全国的にも人々の間に根付きつつあるレジ袋の有料化は、その背景にあるプラスチックごみ問題などをはじめ、私たちの生活のなかに潜む環境汚染に関する諸問題を投げかけてきます。諸外国から比較すると日本は過剰包装の大国などとも言われ、商品を購入した際の包装文化や風習が見直されるべきであるなどと考えられているようです。日本に暮らす私たちの意識のなかに、プラスチックごみ問題やゼロエミッション車の導入など、地球環境を配慮した暮らしや考えが、将来性をもって根付くことが必要に迫られているのかもしれません。