日本は、レトルトパウチ、ジッパー、脱酸素剤包装、透明バリア樹脂、透明バリアフィルム、スパウト付きパウチと食品に取り入れられて当たり前のように仕様しています。日本発の軟包装技術をアメリカの市場に向けて発信していく段階で、まだまだアメリカでの市場での成長が始まったばかりです。一方で、日本ではもうこれ以上軟包装の市場の活性化は望めないとも見方もあります。現実問題、私自身の冷蔵庫を見ても、軟包装された食品ばかりです。スタンディングパウチやスパウト付きパウチを対象としてみると、世界的には日本は成熟期にあります。アメリカは成長期。ベビーフードやレトルトパウチ、猫のウェットフードといった分野限定のヨーロッパの市場。ただ、現在の日本のレトルトパウチは電子レンジ対応など特殊な形で成長していると考えられます。