デザインは何事もクライアントのコンセプトに合わせたものを作る必要があります。図案化する場合も異なる色で多角的なサービスであることを伝わりやすくしたり、親近感や共感を得るようにしたります。安心感を与えるためには、顔写真を使うのも有効です。購買層となるターゲットが子どもや保護者、教師といったところだと、安心感や信頼感を生み出す要素は必須です。サービスの主催となる代表者のコメントと顔写真を掲載することで、安心感を表すことができます。言葉を重ねて説明するよりも顔が見えるということが有効になります。包装の裏面のレイアウトには説明などをわかりやすく掲載していきましょう。ユーザーがデザインを見たときに、視線が重要なポイントへ自然と誘導されるように企図するものをフォーカスポイントといいますが、このフォーカスポイントから考えるダイナミックなレイアウトをしてみましょう。チラシを例に考えると、ショッピングビルなどの新規オープンなどの課題として、認知度不足による集客への不安があります。そういったことから、チラシには、商品画像は販売数の多いものを使用します。購入条件を満たすともらえるプレミアムを用意するのもいいでしょう。また、サービスチケットなどを裏面に掲載して、付加価値があるといいでしょう。フォーカスポイントを決定するには、たとえば、集客力とオープンならば、「オープン」を使うといいでしょう。商品写真も視線を誘導するリーディングラインとして機能するような配置にしていきましょう。フォーカスポイントにはタイトルの文字に力強さを加える必要があります。その他テキストとのジャンプ率を高めるたり、強弱をつけることもタイトルに力強さと躍動感を与えることができます。こういったデザインの基本は、包装設計にもいかせます。